~最新パワーコンディショナー交換サービス『パワコンまるごとサービス』& PV監視システム『ソーラーグリッドPPH』を発表~
株式会社オルテナジー(本社:東京都、代表取締役社長:髙橋眞剛)は2025年2月19日(水)~21日(金)に東京ビッグサイトで開催された「スマートエネルギーWeek【春】2025」(主催:RX Japan)の華為技術日本株式会社(ファーウェイ・ジャパン)ブースにて登壇し、太陽光発電事業者向けの最新ソリューションについて講演を行いました。
本講演では、再生可能エネルギーの長期安定運用を支援するための弊社独自サービスであるパワーコンディショナー(以下、パワコン)交換サービス『パワコンまるごとサービス(以下、パワまる)』と、モバイル専用網を活用したPV監視システム『ソーラーグリッドPPH(以下、ソラグリPPH)』を中心に発表しました。
展示会場では、太陽光発電事業者やO&M(運用・保守)、EPC(設計・調達・施工)事業者、関連商社など多くの関心が寄せられました。発電所をどのように持続可能な形で運営するかという課題に対し『パワまる』と『ソラグリPPH』が有効な手段として評価され、導入を検討する事業者からの問い合わせが増えています。以下に講演内容の概要をご紹介いたします。
太陽光発電設備は、20年以上の長期運用が想定されていますが、パワコンの寿命は約10~15年。多くの発電所では、交換時期を迎えており、設備の老朽化による発電ロスが発生しています。しかし、パワコンの交換には数十~数百万円のコストがかかり発電事業者にとっては大きな負担であることが課題でしたが、弊社の『パワまる』は、初期費用ゼロ円で、かつ業界シェアNo.1であるファーウェイ製の最新パワコンに交換できるサービスです。また次にご紹介する『ソラグリPPH』を搭載しセキュリティ対策も万全です。
再生可能エネルギーの普及が進む中、太陽光発電や蓄電所がサイバー攻撃の標的となり、不正アクセスや設備の遠隔操作が懸念されています。実際、太陽光発電施設の監視機器がハッキングされ、不正送金に悪用される事件が発生。経済産業省WGでも喫緊の課題として議論が進められています※。こうしたリスクに対応するため、オルテナジーはモバイル専用網を活用したPV監視システム『ソラグリPPH』を開発。不正侵入を防ぎつつ安定した遠隔監視を実現します。
国内の太陽光発電は2012年のFIT開始以降拡大しましたが、導入から10年以上経過した発電所ではパワコンの老朽化による発電ロスが課題となっています。また、インターネット回線を使用する監視システムは通信トラブルやサイバー攻撃のリスクが指摘されています。オルテナジーは、こうした「設備の老朽化」と「監視システムの課題」を解決するため『パワまる』『ソラグリPPH』といった様々なサービス・ソリューションを開発し、全国へ展開しています。